海外金融商品
弊社の顧客様で不動産投資だけではなく、生命保険や財形、株・為替等と様々な特徴を持った投資商品でリスク分散し、資産形成をされている方が非常に増えております。その中でも少し敷居が高いと言われている（いた?）のが海外の金融商品です。ひと昔前は窓口が英語・多言語かつ情報も非常に少ない為、興味はあるものの入り口で断念された方も多かったと思われます。現在は日本語で案内可能な窓口が増え、浸透してきているように思えます。特に複利商品は群を抜いて人気がありますね。※弊社でも定期的にセミナーを開催しておりますので、是非ご参加下さい。
これに絡んで、租税回避地を利用したスキームを組んでいる方もいると思われます。昨年春に公開された（されてしまった）パナマ文書による日本人リストには、多くの企業経営者・資産家が掲載されていました。※勿論、大多数は合法です。
この事実に関して投資家の皆様は、如何お考えでしょうか？
分散用プロダクトとしての海外金融商品
国内富裕層で昔から外貨・海外金融商品にてリスク分散している方、近年の政策に対する懸念より資本逃避をはじめた方など様々ですが、常に勉強されている投資家やプライベートバンカーに適度にアドバイスを貰っている資産家は、国内だけで資産を運用する事への危機意識が高く、特筆すべきは実行力に長けています。日本ではスポンサー事情によりあまり話題になっておりませんが、こういった自国の経済を意識し悧巧に立ち回っている事例として、中国人やロシア人の富裕層を挙げると分かりやすいと思います。
これから海外金融商品を検討される方はまずは『高利回り』という謳い文句では無く、『何の為』、『何処で』、『誰に』を意識し、将来を見据えながら計画的かつ堪能なリスク分散用のプロダクトとして意識を持たれてはと思います。
ＰＳ……ダイムラー・コーポレーションでは 『売って終わり』 では無くお客様の求めているものを汲み取り、尊重し、時にはリスクがあるようなら、いくつか提案して最善に導く事を常日頃意識し研究しております。
