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サラリーマン投資家に税理士は必要なのか?

サラリーマン投資家に税理士は必要なのか?

はじめて収益不動産を購入したサラリーマン投資家が抱く疑問に「税理士を付けた方がいいのか」というものがあります。

サラリーマン投資家の確定申告

大半のサラリーマンは、これまで自分で確定申告をした経験がありません。そのため、税金に関しては「まったくわからない」という方がほとんどです。「確定申告」と聞いても「税金が安くなるなら得だ」というような感覚です。そもそも確定申告とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じたすべての所得の金額を計算し、確定申告書を提出して申告・納付をすることをいいます。家賃収入のあるサラリーマン投資家であれば、給与の所得と不動産所得合計額に対して所得税額が決まるので、会社ではなく自身で確定申告を行う必要があるのです。

また法人の場合は決算書が必要です。決算書とは、正式には財務諸表のことです。法人の一定期間の経営成績や財務状態等を明らかにするために作成される書類であり、貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書・キャッシュ・フロー計算書などが財務諸表に該当します。

 

確定申告であれば、個人でやってできないことはありませんが、決算書を知識のない人が作成するのは難しいものです。とくに法人であれば、最初から税理士を依頼した方がいいでしょう。「勉強のために自分でやってみよう」と考える人もいますが、税務の知識は膨大で計算も必要です。ミスによって不利益となる可能性もあるため専門家に任せることをオススメします。考え方としては会社経営と一緒で、会社の社長がすべてを自分でやろうとしても、それは難しいものです。社長は経営に専念すべきで、必要な部分をアウトソーシングしてチームをつくるというのがポイントです。

 

ただし、税理士といっても専門は様々で、法人に強い、相続に強い、不動産に強いといった得意分野もあります。今は、不動産投資に特化した税理士もたくさんいるので、インターネットで調べたり、先輩投資家、信頼できる不動産業者などから紹介してもらうのが良いでしょう。

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